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MEHNDI

Mehndiは、ヘナを使用し体に模様を描き肌を染め1〜2週間かけて徐々に消えていく手軽なタトゥーのようなもので、インド、中東、西アジア、北アフリカなどで遠い昔から愛されてきた文化です。

Mehndiは「幸せを呼ぶ」「邪悪なものから身を守る」と信じられており、結婚式などのお祝いや、お祭り事などで描かれてきました。

現在は、様々な国や場面で、様々な人がMehndiを楽しんでいます。

Mehndiはヒンドウー語ですが、他に「ヘナアート」「ヘナタトゥー」と呼ばれております。

​ヘナ
​(ミソハギ科、和名は指甲花、ツマクレナイノキ)
Mehndiはヘナのペーストで描かれ、ヘナの持つ染色成分などによって肌に着色します。
ヘナには、赤茶色やオレンジに発色するローソンという成分と、タンニン酸というタンパク質と結合する成分があり、その二つの成分の作用によってタンパク質が主成分である皮膚を染めるそうです。
そして、このタンニン酸の働きが、炎症を抑えたり引き締め効果となります。
タンニン酸には強い殺菌作用があり、古代エジプトではミイラを包む布をヘナで染めていたと言われております。
神聖な薬草として扱われていたのには、こうした作用が理由にあるのかもしれません。
​しかし、ヘナは中近東などの熱帯地方で自生するほどたくましく、その地方ではとても身近な植物だそうです。

メヘンディの流れ

​1、
デザインの相談、打ち合わせをします。
ご予約の際にご相談いただけると当日の流れがスムーズだと思います。
ご予約はペーストの仕込みの関係上、二日前までにお願いします。
ご予約の前日にペーストを作りますので、キャンセルはご予約二日前までの受付となります。
​2、
ご希望の場所にヘナのペーストをのせていきます。
5✖️5cmで10分程度、サイズが大きかったり難しいデザインの場合は施術時間も長くなります。
​3、
ペーストを乾燥させます。
サイズが大きいものは乾燥も時間がかかります。
​湿度の高い日や気温の低い日も時間が掛かる傾向にあります。
​4、
保護をします。
​防水テープですが、完全防水ではないのでお風呂やシャワーに入る場合は剥がして下さい。
ペーストを剥がしても少し時間を置いてからの入浴をおすすめしております。
施術後
6時間程ペーストをつけた状態で待ちます。
個人差がありますが、手のひらや指、甲は色が入りやすく、耳や胸は色が入り難い傾向があります。
保護テープをすることで日常生活は送れますが、場所によってヨレたり滲む場合がありますのでご相談下さい。
時間が経ったらいよいよペーストを剥がします。
この際、水やお湯につけてしまうと薄くなってしまうので洗い流さないようにして下さい。
保護テープを貼った場合は保護テープと一緒にペーストが剥がれます。
最初はオレンジ色ですが、徐々に赤茶色となり2日目に濃い茶色となります。
着色したMehndiは1〜2週間かけてお肌のターンオーバーと共に薄れ消えていきます。
長持ちさせたい場合はあまりこすらないように、逆に早く消したい場合は垢こすりなどでこすると良いです。
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